朝の観察 |
当日早朝7時00分より,青年の家玄関からあかぎ自然学校に至る途中で自然観察を行いました。主に野鳥を観察しました。声に耳を澄ませ,姿に目を凝らしながら,12種ほどの野鳥を確認しました。双眼鏡などでアオゲラやアカゲラの姿をはっきり見られた方もいたようです。その美しさに感動していました。
〈確認された野鳥〉キジバト・アオゲラ・アカゲラ・コゲラ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・ウグイス・ホオジロ・カワラヒワ・スズメ・カケス・ハシブトガラス
また,前日より録画しておいたライブカメラの映像で,何時頃ムササビが巣箱に帰って来たのか確認しました。すると,午前4時5分に1頭目,4時55分に2頭目が帰ってきました。帰宅後はすぐに寝始めました。外出していた時間は11時間ほどになります。 |
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早朝の自然観察 |
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午前 |
赤城青年の家あかぎ自然学校周辺において,野生動物の生活情報である様々なフィールドサイン(羽毛・古巣・食べ跡等)を探索し,その結果を情報として共有化しました。それぞれのサインから生態などを想像できます。
〈主なフィールドサイン〉ホオジロの古巣・ムササビの巣材・リスの食べ跡など
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サインを探しています |
拾得物を持ち帰りました |
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午後 |
グループごとに観察・探索した結果を,全員に紹介し,あれこれと野生動物の生態を想像してみました。意外に痕跡を探すのは難しかったようです。さらにとっておきの場所や面白そうな観察結果を共有するために,全員で外に出て散策しました。ムササビの巣材やイノシシの土耕跡などを確認することができました。早朝の観察では確認できなかった野鳥の声も幾種類か聞こえてきます。ミソサザイ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロなどの声がしていました。寒くて薄暗い林の中でも,活発に活動している鳥たちを見ていると,こちらも元気づけられます。元気のお裾分けをもらっているようでした。 |
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観察・探索結果をマップに書き込みます |
全員での観察(雪が舞いました) |
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参加者より |
参加者の皆さんの中には,野鳥や植物に詳しい方もいらっしゃったので,互いに教え合ったり,紹介し合ったりしていました。探索部から新しい交流が始まることを期待します。「野生動物(ムササビ)を直接見ることができて興奮した」「夜の観察や調査を本格的にしてみたい」「別の場所に移動して,同じような探索をしたい」などという感想をいただきました。
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