国際サマーキャンプ2005

  国立赤城青年の家では,8月19日(金)〜21日(日)の2泊3日の日程で,「国際サマーキャンプ2005」を開催しました。
 
この事業は,群馬県内の高校生を対象に国際化に対応したプログラムを体験することにより一層の国際理解・異文化理解の促進とコミュニケーション能力の向上をねらいとして開催されたもので,高校生107名・日本人高校教員15名・外国語指導助手(ALT)19名の計141名が参加しました。

                            
 
 入所式では,参加した高校生に緊張と戸惑い,そして期待の表情がうかがえましたが,初日,参加者は,英語を使ったゲームやプレゼンテーションなどを次々と体験するにつれて英会話に対しての緊張がほぐれ,積極的にチャレンジするようになりました。2日目の夜に行われたキャンプファイヤーでは,ALTを中心としたグループごとに歌・ダンス・クイズ・演劇などが披露され,どれも楽しさと機知に富むものばかりでした。3日目の研修では参加者はより一層積極的な姿勢で取り組み,お世話になったALTを英語で紹介したり,場面を与えられての寸劇づくりをしたりと異文化への理解の深まりを感じさせました。
                                                        
 この3日間を通じて,参加した高校生とALTとの交流や高校生同士の親交流も深まり,コミュニケーション能力は単に語学力だけではなく伝達しようとする意志や受け取ろうとする姿勢がまずは大切であることをみんなが実感したようでした。英語力・コミュニケーション能力の向上とともに,参加者の国際理解や異文化理解の促進を図ることができたキャンプになりました。