平成18年度 環境教育関東ミーティング 実施報告

「環境教育関東ミーティング」参加者・関係者の皆さま,お疲れ様でした。
期待にかなった出会いや発見はありましたでしょうか?

このページでは,ボランティアの方々がまとめてくださったレポートや記録写真等をもとに,
事業の実施報告をいたします。
地域や職場での実践にお役立てください。

環境教育の新しい取り組みとアクションは皆さまの日常から始まります。
関東ミーティングをきっかけに始まった実践を,どんな小さなことでも結構ですので,
報告・連絡(akagi@niye.go.jp)していただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

概要報告(PDFファイル)・基本データ(PDFファイル)
【2月10日(土):第1日】
13:00 オープニング
13:30 おやきづくりと実食〜群馬の粉食文化について〜
   富士見村農産物加工組合の皆さん
   「おやき」レシピ
15:30〜17:30 
 ◆オープニングトーク「体験活動が『こころ』の成長にもたらすもの」(PDFファイル)
   藤村靖之氏(環境発明家・非電化工房主宰)・佐々木豊志氏(くりこま高原自然学校校長)

19:00 自主企画・自主交流等(自由参加)
【2月11日(日):第2日】
7:00 オプションプログラムT
 ◆早朝プログラム
   
安西英明氏(日本野鳥の会)・・・・・・・・・・・・・・・朝の散歩と野鳥観察
    実は,この時安西さんから貸していただいた図鑑が何冊か戻っていません。
    もし,間違って荷物にまぎれていたなどという場合には,すみやかにご連絡ください。
    よろしくお願いします。(027−289−7224・akagi@niye.go.jp
   
青柳信太氏,有山義昭氏(環境省レンジャー)・・朝の散歩とトーク(青柳氏有山氏
9:00〜16:30
 ◆分科会
 ※1日プログラムは通しで(9:00〜12:00 13:30〜16:30)
  半日プログラムは午前(9:00〜12:00)午後(13:30〜16:30)

 《半日午後プログラム》
  E環境をとらえる科学の眼〜環境測定の方法〜
  G命のつながりを感じる環境教育

12:00〜13:30 オプションプログラムU
 ◆群馬県移動環境学習車「エコムーブ号」展示
17:00 オプションプログラムV
 ◆アウトドア製品の使い方(燃焼器具) (株)コールマンスタッフ
19:00 交流会(情報交換及び懇親・交流)
 ◆トークショー「環境教育のあれこれ」(PDFファイル)
   安西英明氏(日本野鳥の会)・横山隆一氏(日本自然保護協会・JEEF理事)
 
【2月12日(日):第3日】
7:10 朝のつどい
9:00 フリータイム
10:00 分科会共有の時間(ゲストを囲んで)
11:00 全体でのふりかえり(最後の問いかけ
12:00 クロージング(藤村氏メッセージ
14:00 終了
参加者の方々からの感想(全体をとおして)
今回参加してみて,身近な自然(環境)についてしっかり向き合わなければいけないと感じた。参加者もスタッフもレベルが高く,場面場面が素晴らしかった。講師陣のレベルの高さ,テーマ設定等もタイムリーであった。夜の懇親会の時間を延ばしてほしい。こんなに環境教育をがんばろうとしている人がいるのは励みになった。

アンケート1(「持ち帰りたい!」と思ったもの)
ネットワーク(多数意見あり)。冒険教育。講師の先生や参加者の多種多様な考え方。皆さんの熱意と元気と行動力。行政を利用した環境教育の取り組み方。ファシリテーションスキル。ワークショップのデザイン。人と地球環境に配慮する心。職員・ボランティアの皆さんの参加者に対する心配りと対応。命のつながり。

アンケート2(これからの活動や生活に生かしたいと思ったこと)
子どもたちが自然の中で生活するための日数を少しでも多くなるように関わりたい。学校の総合学習といった派遣要請に積極的に関わりたい。自然の素材を活かしたものづくり。自分一人で生きているのではなく,支え合いながら生かされていること。愉しい非電化生活。生徒達に環境の大切さを教えてあげたいです。少しずつでもできることから行動する。(節電など)職場の仕事のプログラムの中で,環境についても話ができるようにしたい。

アンケート3(自分が環境イベントを企画するとしたら)
小さい子どもの自主性を尊重した活動を行っていきたい。リサイクルについてのプログラム。自然だけでなく,農山村での暮らしや文化・農業・林業も含めて伝えていきたい。行政・NPO・学生が環境教育の名の下で集まる貴重な機会なので,様々な検討会やプロジェクトが生まれ,新しいものが次々と世の中に発信されるイベントにしたい。親子で楽しく遊びながら環境について学ぶ。ワークショップ形式の分科会。中高生のためのミーティング。環境教育と日本型理科教育をつなげられるような研修。