平成19年度 国立赤城青少年交流の家企画事業
国立赤城青少年交流の家では,6月16日(土)〜17日(日)の1泊2日の日程で,企画事業「演劇コラボレーションセミナー 〜明日から人との接し方が変わります〜」を開催しました。
この事業は,自分の思いをどのように表現すればよいか分からない青年に,演劇を切り口にお互いに刺激し合う機会を設け,心と身体の相伴った成長を促し,自立への意欲を高めるきっかけとなるようにすることをねらいとし,高校生・学生(大学生・短期大学生・専門学校生等)・社会人を対象として実施したもので,群馬県をはじめ関東各県や静岡県などから集まった参加者49名が,演劇をとおして自分自身に目を向け,他者との関わり方の気づきを体験的に学び,「思い」の表現方法を学びました。
参加者は,「ヴォイストレーニング」「演技・演出」「インプロビゼーション(即興)」「HIPHOP」「表現ワークショップ」の特色ある分科会すべてに参加し,様々な気づきを獲得しました。
ヴォイストレーニング
津野武嗣 氏
演 技 ・ 演 出
有馬自由 氏
インプロビゼーション(即興)
田村寿啓 氏
H I P H O P
高山賢吾 氏
表現ワークショップ
西垣耕造 氏
相手に聞き取りやすい発声と発音をめざし,「心と身体」「表現と呼吸」をテーマに実習をおこないました。
簡単なセリフや動きから,相手への気持ちの表現,「心を伝える」身体表現を体験しました。
その場に起こったことを受け入れながら,相手の感情等の変化を瞬時に感じ取る実習をおこないました。
おもいおもいに体を動かす中で,自分の特性に気づき,まわりとのコミュニケーションの方法を学びました。
相手を捉え,常に相手の存在を意識しながら,一緒に場を創ることに重点を置いた,「相手を支える表現」を探りました。
セミナーのおわりには,「自分も他者も互いに存在しているんだ。両方があるから成り立つんだと心に留めておきたい。」「自分だけじゃなくて,みんなで空気を共有している感覚を大切にしたい。」などの感想が聞かれ,あらためて相手へのことばの投げかけ方や表現方法を意識し,コミュニケーションに大切な感受性の向上が図れたようでした。