平成20年度 国立赤城青少年交流の家
あかぎ交流の森創造プロジェクト
@環境教育指導者・支援者養成セミナー
7月12日(土)から1泊2日の日程で赤城南面をフィールドとした環境教育指導者・支援者を育てるセミナーを本所の企画事業として実施しました。学生や社会人など10名の参加者がありました。
1日目は「地球環境と植林」の講義,「植林」の実習の他,世界の植林の話やナイトウォーク,情報交換会などを実施しました。
2日目は木登りアドベンチャーの体験実習と「森の守り方」として森林整備の体験を行いました。
参加者からは,「初めて受講するプログラムもあり、良かったです。」「“木の大切さ”“木は友達”と2日間を通して感じることができました。」「全体の流れがすごく良かったと思います。」などの評価をいただきました。
講師に,元東邦大学教授の大森禎子先生をお迎えして,地球規模で進行している大気汚染による森林破壊の現況を先生が実際に取材されてきた豊富な映像や長年にわたる化学的測定により紹介していただきました。参加者は,硫化物が樹上で濃縮される仕組みや,ここ赤城の南面で起きていいる「松枯れ」が地球規模の流れの中で起きている一つの現象でもあることを理解することができました。
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| 大森禎子先生の講話 |
豊富な映像・資料で理解が進む |
講義の様子 |
炭を使った土壌改良と共に植樹をする方法を実習をとおして学習しました。講師の両角衆先生には海外や地元赤城での植林の体験をもとに具体的に指導していただきました。
@炭を砕いて細かくする。A定植位置の草を根ごとどかす。B穴を掘り,その土を後で戻せるようにどかす。C砕いた炭を穴に入れ土と混ぜる。Dポット苗が植えられるように穴を整え,土を少し戻し,根に直接炭があたらないようにする。Eポット苗の上の方を持ち,根の重さで苗がまっすぐになるようしたまままっすぐに植える。F土をかけ足で優しく踏み隙間ができないようする。G枯れ草を根の回りにかけて乾燥を防ぐ
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| 炭を細かく砕く |
木を植える手順を覚える |
実際に植える |
「木登りアドベンチャー」の体験実習を行いました。ロープを使った安全な木登りで,参加者は体を使った体験をとおして「木」を感じました。参加者は,「木に登ってみると今まで気づかなかった木の暖かさ,においを感じ,木が身近になりました。」などの感想をいただきました。
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| ハーネスの安全確認からスタート |
みんなで木登り |
木の高さを味わう |
木を植えただけでは,森は育ちません。一度人間が森に手を加えると最後まで面倒を見ていかなければなりません。それを里山と呼びます。里山を維持するためには,日頃の手入れが必要となります。その一つが下刈りです。今回は植えた苗が回りの草に負けないよう,半径1mほどの坪刈りを体験してもらいました。
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| フィールドワーク |
草で覆い隠された苗の救出 |
体力勝負の作業 |
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